韓国大統領、「THAAD配備反対に屈しない」
7月 22, 2016 16:27 Asia/Tokyo
韓国のパククネ大統領が、韓国とアメリカのTHAAD配備という共同の決定を支持し、「この計画の反対者や批判者に屈しない」としました。
イルナー通信によりますと、パククネ大統領は21日木曜夜、韓国の国家安全保障会議の会合で、「この決定は北朝鮮のミサイルの脅威から国を守るためのものであり、その実施への反対は建設的ではない」と語りました。
パク大統領は先週も、同国の高官との特別会議で、アメリカのミサイルシステムTHAADの韓国配備に反対するすべてに対して、抗議を停止するよう求めました。
パク大統領は、北朝鮮の最近のミサイル実験を受けて開かれたこの会議で、「THAADの配備は、北朝鮮の脅威から守るための最良の方法と見なされることから、決定された」と述べました。
また、「これに関して人々や一部の政治グループによる圧力が存在するが、彼らは反対をやめて政府と歩みを共にすべきだ」としました。
韓国の人々はソンジュがTHAADの配備先であることが発表されたことを受けて、この決定に対する抗議運動を行い、自らの懸念をあらわにしました。
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