中国がTHAADの韓国配備への反対を継続
10月 14, 2016 19:10 Asia/Tokyo
中国国防省が、アメリカの迎撃ミサイルシステム・THAADの韓国配備に改めて反対を示しました。
イルナー通信によりますと、中国国防省は、13日木曜、声明の中で、韓国がTHAADの配備場所を変更したことに触れ、「場所を変更しても問題の解決にはならない。いかなる条件においても、このシステムの配備に反対する中国の立場は変わらない」としました。
また、アメリカと韓国に対し、中国の安全が脅かされれば、中国政府は対抗措置に出ると警告しました。
中国はこれまで何度も、アメリカは北朝鮮のミサイルの脅威を理由に、ロシアと中国の国境に戦略的な兵器を配備しているが、これらの兵器は防衛的な側面のみを持つものではないと表明してきました。
この報告によりますと、韓国政府は最近、THAADの当初の配備予定地の人々の大規模な抗議を受け、その配備場所を変更したことを明らかにしました。
アメリカと韓国は、今年7月、北朝鮮のミサイルの脅威に対抗するため、2017年末までにTHAADを韓国に配備すると発表しました。
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