ニュージーランド、イランとの貿易法を更新
2月 19, 2016 21:33 Asia/Tokyo
ニュージーランドが、対イラン制裁の解除後、貿易法を更新することで、イランとの貿易関係の拡大の下地を整えました。
イルナー通信によりますと、ニュージーランド外務省は19日金曜、声明の中で、「イランと貿易を行うための商務・外務省における登録義務付けの解除は、貿易法の重要な変更のひとつだ」としました。
ニュージーランドのマッカリー外務大臣はこれに関して、「ニュージーランドはイランの核合意を支持しており、19日から施行される国内法の変更により、イランとの貿易協力の下地を整える」と語りました。
さらに、「イランはこれ以前ニュージーランドの5番目の輸出先だった」と述べました。
マッカリー外相は、「ニュージーランド政府は、在テヘラン・ニュージーランド大使館に対して、イランとの貿易関係の拡大に向けた下地を整えるよう要請し、この方向で両国の高官の会談が計画されている」と語りました。
また、イランと6カ国の核合意が、貿易機会を作るほか、イランと国際社会の再協力に向けた機会を生み出すよう期待感を表しました。
ニュージーランドは昨年、およそ1億6300万ドルの製品をイランに輸出し、そのうちおよそ1億4700万ドルが乳製品でした。
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