フィリピン、大国に東南アジア問題への不干渉を要請
1月 24, 2017 20:01 Asia/Tokyo
フィリピン政府が、大国に対し、東南アジア諸国の問題に干渉しないよう求めました。
イルナー通信によりますと、フィリピンのロレンザーナ国防大臣は、24日火曜、シンガポールで開催された安全保障に関する会合で、参加20ヶ国の代表に向け、「外国は、この地域での競争を追求すべきではない」と語りました。
ロレンザーナ大臣は、大国による競争の一方でのASEAN東南アジア諸国連合の連帯を強調しました。
また、年間およそ5兆ドルの世界貿易を担っている南シナ海の海域での対立の恒久的な解決策が見出されるよう、期待感を表明しました。
南シナ海の領土問題により、近年ASEANの一部加盟国が中国と、あるいは互いに対立しています。
一部の加盟国は、中国を支持する立場を取っていますが、別の国々は、中国の保守的な態度を好まず、アメリカの考え方を支持しています。
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