FIFAがアメリカ大統領に警告
3月 11, 2017 17:22 Asia/Tokyo
FIFA国際サッカー連盟が、アメリカの大統領に対し、移民の入国を制限する大統領令により、アメリカが2026年のワールドカップの開催地となる可能性がなくなると警告を発しました。
イスナー通信によりますと、アメリカは2026年のワールドカップの開催を目指している国の一つです。
FIFAのインファンティーノ会長は10日金曜、「ワールドカップ開催国はFIFAの条件を受け入れなければならない」と述べました。
アメリカのトランプ大統領は先週月曜、新たな大統領令に署名し、イラン、シリア、スーダン、ソマリア、リビア、イエメンの6カ国のイスラム圏の市民のアメリカ渡航を禁じました。
トランプ大統領によるイスラム圏の市民のアメリカ入国を制限する前回と今回の大統領令は、世界の抗議を引きこし、多くの国がこの決定を差別的で国際法規に反するとしています。