フィリピン大統領、日本訪問を延期
6月 01, 2017 17:24 Asia/Tokyo
フィリピンのドゥテルテ大統領が、同国南部の情勢不安を受けて、日本訪問を延期しました。
ドゥテルテ大統領の日本訪問は、1日木曜に予定されていましたが、フィリピン南部の治安状況に対する懸念により、この訪問は延期されました。
また、この訪問で、日本の安倍総理大臣と会談を行い、様々な問題に関して話し合いを行う予定だったとしました。
この数日、ミンダナオ島のマラウィでは、治安部隊と「マウテ」などのテロ組織による衝突が発生しており、この中で、数百人が死傷しています。
マラウィは、衝突が始まった後、テロリストに占領されていましたが、現在、マラウィの9割の地域からテロリストが掃討されています。
ドゥテルテ大統領は先月30日、マラウィがマウテに占領されたことを受けて、ミンダナオ島における戒厳令を発令しました。