ミャンマーで、過激派仏教徒とロヒンギャ族イスラム教徒の衝突が継続
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過激派仏教徒の集団が、ミャンマー西部ラカイン州に住むロヒンギャ族のイスラム教徒を襲撃し、これにより1名が死亡、他少なくとも6名が負傷しました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
7月 05, 2017 19:43 Asia/Tokyo
  • ミャンマーで、過激派仏教徒とロヒンギャ族イスラム教徒の衝突が継続

過激派仏教徒の集団が、ミャンマー西部ラカイン州に住むロヒンギャ族のイスラム教徒を襲撃し、これにより1名が死亡、他少なくとも6名が負傷しました。

マレーシアの新聞ウトゥサンのインターネットサイトによりますと、この攻撃の犠牲者は4日火曜、警察の護衛により難民キャンプからラカイン州中部の町シットウェに移送されたということです。

ロヒンギャ族の多くは、2012年からこれまで、シットウェでの生活を余儀なくされています。

ミャンマーの警察官1名と、襲撃を受けた男性の1人は、これらのイスラム教徒がラカイン州の過激派仏教徒100人により襲撃されたと語りました。

ラカイン州での過激派仏教徒によるイスラム教徒への攻撃は、2012年から始まっており、この影響でこれまでに数百名が死亡したほか、15万人以上が自宅からの退去を余儀なくされています。

この攻撃は現在も続いており、住む家を失った人々の多くはキャンプで生活しています。

ラカイン州に住むロヒンギャ族のイスラム教徒は、大規模な差別を受けており、ミャンマー政府の見解ではバングラデシュからの移民と見なされ、市民権を与えられていない状態にあります。