米・シアトル緑の党、「アメリカは世界にとってよき見本にはなれず」
(last modified Wed, 09 Aug 2017 11:16:08 GMT )
8月 09, 2017 20:16 Asia/Tokyo
  • 広島原爆投下
    広島原爆投下

広島と長崎への原爆投下から72周年を迎え、この2つの都市では原爆による犠牲者の追悼式典が開催されています。

アメリカ・シアトル緑の党のジョディ・ゲーリック党員は、プレスTVのインタビューで、「あの悲しい事件から72年が経過しているが、アメリカの政策はそれほど変わっておらず、アメリカは我々が期待していたような世界にとってのよき模範になることはできていない」と語りました。

また、「アメリカの政府関係者は、戦争を起こすことで平和をもたらせると思い込んでいるが、そのようなことは実現しない」と述べています。

さらに、「全ての人々が、自らの子どもたちにとって平和と安定、十分な食糧を必要としており、戦争は世界を破壊するもので、建設的ではない」としました。

また、「アメリカの政治家にとっては権力と金銭が最も重要であり、アメリカの民主・共和の2大政党は、アメリカの軍事産業の目的に従って進んでいる。緑の党は、一切の戦争や暴力行為に反対であり、これに従って努力している」と語っています。