イギリス労働党党首が、同国の核兵器保有に反対
9月 26, 2017 19:59 Asia/Tokyo
イギリス労働党のコービン党首が、自らが政権を掌握した暁には、同国の核兵器廃絶に向けて一方的な措置を講じることはないだろうとしました。
IRIB通信によりますと、コービン党首は核兵器のない世界の実現に向けての努力の継続を強調する一方で、一方的な核兵器の廃絶は考えていないとしながら、核兵器のない世界の実現の追求が強調しました。
また、「イギリス労働党は、世界に存在する核兵器が可能な限り早急に廃絶されるべきだと考えている」と述べました。
この表明の一方で、イギリスは大領の核兵器を保有しています。
イギリスの核兵器には、大陸間弾道ミサイルトライデントを搭載した原子力潜水艦があり、これは1960年以来スコットランド西海岸のファスレーン海軍基地に配備されています。
イギリスは現在、4隻の原子力潜水艦を保有しており、そのうちの1隻は24時間海洋上を巡航しています。
イギリスでは、核兵器の改良法案の可決により、核弾頭が製造されるほか、これらの原子力潜水艦が新しい原子力潜水艦4隻と交換されることになります。