国連事務総長、「ミャンマー西部の情勢は悪夢になっている」
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国連のグテーレス事務総長が、ミャンマー政府に対し、西部ラカイン州のイスラム教徒への攻撃を停止し、彼らへの人道支援の土台を整えるよう求めました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
9月 29, 2017 18:12 Asia/Tokyo
  • 国連事務総長、「ミャンマー西部の情勢は悪夢になっている」

国連のグテーレス事務総長が、ミャンマー政府に対し、西部ラカイン州のイスラム教徒への攻撃を停止し、彼らへの人道支援の土台を整えるよう求めました。

IRIB通信によりますと、グテーレス事務総長は、28日木曜、ミャンマーのイスラム教徒の状況について話し合う国連安保理の緊急会合で、「ミャンマー西部の状況は、人道と人権の悪夢になっている」と語りました。

また、ミャンマー政府に対し、バングラデシュに避難したロヒンギャ族のイスラム教徒に対し、安全を保障するよう求めました。

イランのローハーニー大統領は、今月19日、ニューヨークのOICイスラム協力機構のミャンマー問題に関する会合で、ロヒンギャ族の人権侵害への無関心が暴力を促していると強調し、国連とOICに対し、ミャンマーの状況に適切に対処するよう求めました。

8月25日に始まった、ミャンマー軍によるイスラム教徒への新たな攻撃の中で、6000人以上が死亡、8000人が負傷し、数十万人がバングラデシュへの避難を余儀なくされています。