ユニセフ、バングラデシュのロヒンギャ難民の劣悪な状況について警告
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ユニセフが、バングラデシュのロヒンギャ族のイスラム教徒の難民が置かれている劣悪な状況について警告しました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
10月 10, 2017 00:50 Asia/Tokyo

ユニセフが、バングラデシュのロヒンギャ族のイスラム教徒の難民が置かれている劣悪な状況について警告しました。

IRIB通信によりますと、バングラデシュとミャンマーの国境のロヒンギャ族の難民キャンプにいるユニセフの関係者は、8日日曜、「ロヒンギャ族の難民のおよそ90%が栄養不良に陥っており、劣悪な状況での暮らしを強いられている」と語りました。

また、ロヒンギャ族の難民は一日に一度しか食事ができないとし、「およそ15万人の女性や子供が、栄養不良を脱するために早急な支援を必要としている」と述べました。

国連もこの数日、ロヒンギャ族のイスラム教徒の劣悪な状況に対し、ミャンマーのラカイン州のイスラム教徒の居住区に入る手段がないことは容認できないとしました。

ミャンマーのロヒンギャ族のイスラム教徒の大量虐殺の継続に対する、地域や世界の警告にも拘わらず、この地域のイスラム教徒の殺害が続いていることが伝えられています。

8月25日から始まったミャンマーの軍と過激派仏教徒によるラカイン州のイスラム教徒に対する大規模な弾圧で、6000人が死亡、8000人が負傷しており、およそ80万人がバングラデシュに避難しています。

ラカイン州では、2012年から、過激派仏教徒と軍によるロヒンギャ族のイスラム教徒に対する攻撃が続いています。