ミャンマーのイスラム教徒難民を乗せたボートが転覆、数名が死亡
10月 16, 2017 17:34 Asia/Tokyo
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ミャンマーのイスラム教徒難民を乗せたボートが転覆、数名が死亡
ミャンマーのロヒンギャ族のイスラム教徒の難民がバングラデシュに避難する中、国境の川で彼らを乗せたボートが転覆し、数名が死亡しました。
IRIB通信によりますと、ミャンマーのイスラム教徒難民を乗せたボートが、バングラデシュに向かう中、国境の川で転覆し、これにより少なくとも5人が死亡、数十名が行方不明になっています。
ミャンマー西部・ラカイン州でイスラム教徒がミャンマーの軍によって弾圧を受け、強制的に避難させられるようになってから、イスラム教徒100人以上が、バングラデシュに向かう途中、ボートの転覆により死亡しています。
8月25日から、ラカイン州では新たにイスラム教徒に対する大規模な迫害が始まり、この中で6000人が死亡、8000人が負傷し、およそ80万人がバングラデシュに避難しています。
ラカイン州では、2012年から、ミャンマーの軍と過激派仏教徒によるイスラム教徒への攻撃が行われています。
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