アメリカ、再び北朝鮮を脅迫
12月 16, 2017 18:59 Asia/Tokyo
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ティラーソン国務長官
アメリカが、再び北朝鮮を軍事攻撃すると脅迫しました。
アメリカ・ホワイトハウスは、ティラーソン国務長官が前提条件なしの北朝鮮との対話について発言した後、アメリカの北朝鮮に関する立場は変わっておらず、アメリカは北朝鮮に対する軍事的、経済的圧力や制裁を行使し続けるとしました。

イルナー通信によりますと、ティラーソン国務長官は15日金曜、北朝鮮の核・ミサイル計画に関する国連安保理の閣僚級会合で、北朝鮮はアメリカ最大の敵だとして、北朝鮮の核問題とミサイル問題の解決は、外交によるべきであり、戦争に突入しないよう期待感を表明しました。
また、対話に入るには、核計画と軍事計画が停止されなければならないとしました。
さらに、アメリカは北朝鮮の核計画とミサイル計画の停止のために、できる限りの手段をとっているとしました。

北朝鮮のチャ・ソンナム国連大使は、15日、国連安保理会合で、「北朝鮮の核兵器は、アメリカの核の脅威に対抗する防衛手段だ」と強調しました。

国連のグテーレス事務総長は、朝鮮半島における軍事行動に警告を発するとともに、「軍事的な行動は、予想できない破壊的な結果をもたらす」と語りました。
グテーレス事務総長はまた、朝鮮半島情勢は緊張し、危険な状態にあるとし、外交のみが朝鮮半島危機を解決する唯一の手段だとしました。
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