アメリカ・ホワイトハウス付近で、数千人のホームレスが酷寒をしのぐ
1月 07, 2018 21:57 Asia/Tokyo
アメリカ・ワシントンDCのホワイトハウス付近で、7500人近いホームレスが酷寒をしのいでいます。
IRIB通信によりますと、アメリカの首都圏のホームレスや、貧民への支援活動を行うコミュニティベースの団体SOME(So Others Might Eat)の渉外担当を務めるケイト・ウィレイ氏は、この5年間でアメリカでは身を寄せる場所のない人々の数が激増していることを明らかにしました。
アメリカ・ワシントンのホームレスのある男性は、昨年の8月にこれまで20年間続けてきた木工職の仕事を失い、それまで住んでいた住居の家賃が払えなくなったと語っています。
この男性はまた、「ワシントンでは、高額な給料を得ている人だけが自分や家族のための住居を賃貸できる」と述べました。
アメリカ政府の最新の調査の結果、アメリカでは毎晩50万人以上が路上で夜を明かしていることが判明しています。
この調査からはまた、アメリカでホームレスの多くが、政府から全く支援を受けていないことが分かっています。
アメリカでは近年、貧困層と富裕層の格差が拡大しており、中間層が次第に減少しています。