ユニセフ関係者、ミャンマーのイスラム教徒に関する懸念を表明
(last modified Thu, 25 Jan 2018 13:28:54 GMT )
1月 25, 2018 22:28 Asia/Tokyo
  • ロヒンギャ族の子供
    ロヒンギャ族の子供

ユニセフの関係者が、ミャンマーのロヒンギャ族のイスラム教徒の状況に関する懸念を示しました、

IRIB通信によりますと、ユニセフのジャスティン・フォーサイス事務次長は、バングラデシュに避難しているロヒンギャ族の一家と面会し、「22万人以上のミャンマーの子供は学校に行っておらず、大変栄養状態の悪い中ですごしている」と語りました。

ユニセフのジャスティン・フォーサイス事務次長

 

また、彼らのミャンマー帰還に関するミャンマー政府関係者の提案は、状況が安全でない場合、難民の問題を増やす要因となるだけだとしました。

ロヒンギャ族のバングラデシュからミャンマー西部ラカイン州への帰還プロジェクトは、今月23日から開始される予定でしたが、バングラデシュはこのプロジェクトを延期しました。

80万人以上のイスラム教徒難民としてバングラデシュに避難しています。

 

昨年8月25日からこれまで、ミャンマー軍によるラカイン州でのイスラム教徒に対する大規模な弾圧が行われており、これにより、6000人以上が死亡、8000人が負傷し、80万人以上が難民としてバングラデシュに避難しました。