中国、外国の圧力に屈しないことを強調
6月 28, 2018 18:22 Asia/Tokyo
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中国の習近平国家主席
中国の習近平国家主席が、「中国は、外国の圧力や理不尽な要求に屈しない」と強調しました。
イルナー通信によりますと、習国家主席は、アメリカのマティス国防長官と北京で会談し、「中国は、わずかたりとも領土を他国に譲ることはなく、理不尽な要求をする国々に対して立場を譲歩することはない」と語りました。
習国家主席のこの発言は、シンガポールで、アメリカは北京が南シナ海を支配下に置くことを許さないとした、マティス国防長官の最近の発言を受けて行われました。
習国家主席はさらに、「中国は、主権と領土を力強く守っていく」としました。
また、「中国は、他国を植民地化したり、世界に混乱を引き起こしたりすることを追求しておらず、他国の領土を狙うこともない。また外国が中国を占領するのを許すことはない」と述べました。
専門家は、「アメリカは、台湾海峡、南シナ海、東シナ海、朝鮮半島で軍事力を強化し、中国に圧力をかけようとしている」としています。
マティス長官は、中国の後、28日木曜には韓国を訪問し、この国の関係者と、朝鮮半島の非核化やアメリカと韓国の合同軍事演習の停止について話し合いを行うことになっています。
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