国連、「対テロ戦争は国際戦争」
3月 24, 2016 21:16 Asia/Tokyo
第70回国連総会議長が、「対テロ戦争は、世界に共通する国際戦争であり、文明間の衝突と解釈されるべきではない」と語りました。
中国・新華社通信がアメリカ・ニューヨークから伝えたところによりますと、モーエンス・リュッケトフト第70回国連総会議長は23日水曜、ベルギー・ブリュッセルでのテロ攻撃を受け、「対テロ戦争は、文明間の戦争や宗教戦争と解釈されてはならず、全ての文明や重要な宗教に共通する努力である」と述べています。
また、「テロ組織ISISとつながりのある強硬派のグループは、内部で成長し、このような恐ろしい犯罪を起こしている」としました。
さらに、「この組織は、小さいながらも、犯罪者の集まった危険な集団であり、イスラムを自らの犯罪行為を正当化するための盾にしている。このため、この組織と徹底的に戦い、滅ぼすべきだ」と語っています。