イギリスの若者の間で自殺が増加
9月 05, 2018 18:29 Asia/Tokyo
イギリスの統計局によりますと、イングランドとウェールズで、若者の自殺率が、過去7年の間に大幅に増加しています。
インディペンデントのインターネットサイトが5日水曜、伝えたところによりますと、イギリス統計局の統計は、2010年から17年のイングランドとウェールズの若者の自殺率が、67%増加したことを示しているということです。
この統計によれば、2017年だけで、自殺した19歳以下の若者の数は187人に上ります。
2016年には162人だったため、1年間で15%増加しました。
イギリスの影の内閣のバーバラ・キーリー精神保健大臣は、「この統計は、国家の不名誉を示している」と語りました。
自殺は、イギリスの45歳以下の男女の主な死因になっており、自殺者の真の数は公式統計を上回っている可能性もあります。
とはいえ、この高い自殺率は若者の間に限られません。
ヒューマンライツウォッチによれば、過去7年の間にイングランドとウェールズで警察に逮捕された400人が、釈放された後まもなく、自殺したということです。
自殺者のほぼすべてが、刑務所から釈放された後48時間以内に自殺したと報告されています。
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