EU上級代表、「カショギ氏殺害は言論の自由への侵害」
10月 24, 2018 18:55 Asia/Tokyo
EUのモゲリーニ外務安全保障政策上級代表が、サウジアラビアの反政府ジャーナリストカショギ氏の殺害事件に反応し、「カショギ氏の殺害は、言論の自由への侵害だ」としました。
フランス通信によりますと、モゲリーニ上級代表は23日火曜、「一人のジャーナリストの殺害は、表現の自由への侵害、そして我々への攻撃に等しい」と語りました。
モゲリーニ上級代表は、「EUはサウジアラビアに対し、カショギ氏の殺害の曖昧な側面が完全に明らかになる、透明かつ包括的な捜査を開始するよう求める」と述べました。
欧州議会のタイヤーニ議長も、23日、カショギ氏殺害の経緯に関するサウジアラビア政府高官の矛盾した表明を批判し、「欧州議会は24日水曜、カショギ氏殺害事件に関する緊急会議を開く予定だ。モゲリーニ上級代表もこれに出席する」と語りました。
カショギ氏は今月2日、トルコ・イスタンブールにあるサウジアラビア総領事館に入った後、行方不明となりました。
サウジアラビア政府は、18日間沈黙し、殺害を否定し続けた後、ついに国際社会の圧力により、20日土曜未明、カショギ氏がサウジアラビア総領事館内で殺害されたことを認めました。
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