国際人権団体アムネスティが、在イギリス・サウジアラビア大使館前に「カショギ通り」という標識を設置
11月 03, 2018 18:51 Asia/Tokyo
国際人権団体アムネスティ・インターナショナルが、イギリス・ロンドンのサウジアラビア大使館の前の通りに「カショギ通り」という標識を設置しました。
イギリスの新聞インディペンデントによりますと、アムネスティ・インターナショナルは、2日金曜、サウジアラビアの体制批判的なジャーナリストのカショギ氏がトルコ・イスタンブールのサウジアラビア総領事館に入った時刻の13時14分にこれを行ったということです。
アムネスティのイギリス支部のケイト・アレン代表は、「全世界が凄惨なカショギ氏殺害事件に衝撃を受けている。重要なのは、不正で傲慢な行動が忘れ去られるのを許してはならないことだ」と語りました。
アレン代表はまた、「サウジアラビアのムハンマド皇太子の主張とは逆に、サウジアラビアでは改革はまったく行われていない。サウジアラビアの体制批判者や政治活動家は、悲惨な形で殺害されている」と述べました。
さらに、カショギ氏を殺害した人物は裁判を受けるべきであり、イギリス政府もサウジアラビアとの関係を見直すべきで、イエメンを攻撃するサウジアラビアやその連合に参加する国への武器協力をただちに停止すべきだと強調しました。
カショギ氏は先月2日、イスタンブールのサウジアラビア総領事館に入ったあと、消息を絶ちました。数日後、一部メディアがカショギ氏は悲惨な形でサウジアラビア総領事館内部で殺害されたと報じていました。
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