ミャンマー軍が西部ラカイン州のロヒンギャ族難民キャンプに対して銃乱射
11月 19, 2018 15:50 Asia/Tokyo
ミャンマー軍が、同国西部のラカイン州の難民キャンプで、ロヒンギャ族に向かって銃を乱射しました。
ロイター通信によりますと、18日日曜、ミャンマー軍の兵士20人がラカイン州のシットウェ東部にあるロヒンギャ族の難民キャンプを襲撃し、この中でロヒンギャ族4人が負傷しました。
目撃者がロイター通信に語ったところでは、負傷者の2人は重体だということです。
ミャンマー警察は、この銃撃を正当化し、「目的は人身売買の容疑者2人を逮捕することだった。しかし、難民キャンプの住民が関係者に投石したことから、やむなく発砲した」としています。
難民キャンプに住んでいるロヒンギャ族難民は、ミャンマー警察の主張を否定し、ミャンマー軍兵士は理由もなく人々に発砲したとしました。
昨年8月25日から、ラカイン州ではミャンマー軍と過激派仏教徒がロヒンギャ族イスラム教徒への攻撃を繰り返しており、この中でロヒンギャ族6000人以上が死亡、8000人が負傷し、100万人以上が難民化しています。
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