インドネシアで、津波により43人が死亡 (動画)
(last modified Sun, 23 Dec 2018 05:37:41 GMT )
12月 23, 2018 14:37 Asia/Tokyo
  • インドネシアでの津波で破壊された家屋
    インドネシアでの津波で破壊された家屋

インドネシア・スマトラ島とジャワ島に挟まれたスンダ海峡で、22日日曜に津波が発生しました。

 

 

インドネシアの政府関係者は、今回の津波でこれまでに少なくとも43人が死亡、負傷者が584人に達したとしています。

速報によれば、津波の原因はスンダ海峡にあるクラカタウ火山の噴火の影響で起きた海底の地滑りと見られています。

 

インドネシアでの津波で破壊された家屋

 

スンダ海峡は、幅が最も小さいところで26キロ、最大で110キロとなっており、スマトラ島とジャワ島の中間に横たわっています。

インドネシアではこの数ヶ月間に、死者を伴う津波や地震が多発しています。

今年9月にインドネシア北部・スラウェシ島で発生した地震では、2200人が死亡、1000人が行方不明となり、さらに数千人が住む家を失いました。

国連の報告では、M7.5の地震とその後の津波により、スラウェシ島では6万6000棟の家屋が完全に破壊されたということです。

総人口2億6000万人以上を有するインドネシアは、火山帯に位置し、地震多発地帯にあります。

 

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