反戦活動家3000人が、ポーランドで開催予定の反イラン会合のボイコットを呼びかけ
-
アメリカとポーランドの首脳
アメリカやそのほかの複数の国の活動家3000人が署名を集め、ヨーロッパ諸国に対し、来月ポーランドで開催予定の反イラン的な会議への参加ボイコットを呼びかけました。
ファールス通信によりますと、アメリカのポンペオ国務長官がこの会議に70カ国以上が出席すると主張した後、アメリカやそのほかの国の反戦活動家らは、反戦団体Codepinkのウェブサイト上での署名運動を開始し、ヨーロッパ諸国に対しポンペオ長官のこの誘いに乗らないよう求めています。

この署名運動では、これまでにおよそ3000人の署名が集まっており、イランとの和平というキャッチフレーズを強調し、ヨーロッパ諸国に対して、来月13日と14日にポーランドで開催されるアメリカ主催の反イラン会議へのボイコットが求められています。
また、「ポーランドでのこの会議の目的は、イランとの不要不急の衝突の下地を作ることであるが、今となってはイランとの対抗ではなく、アメリカに核合意への復帰を促すべく圧力行使し、対イラン制裁をやめさせるべきだ」とされています。
さらに、「アメリカのトランプ大統領は、核合意離脱によりイランに対する敵対行為を強め、地域の情勢不安を助長しており、これまでにも中東で大惨事を引き起こす戦いを再開する、と脅迫している」となっています。
この署名運動の署名者には、アメリカの政界の要人や大学関係者、社会的な著名人などの顔ぶれが見られ、EUに対してもポーランドでの反イラン会議の参加ボイコットを求めるとともに、イランをはじめとする全ての地域諸国が参加する、別の中東関連の会合を主催するよう訴えています。
ラジオ日本語のフェイスブックやユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://www.facebook.com/ParsTodayJapanese
http://youtube.com/channel/UCXfX6KY7mZURIhUWKnKmrEQ