ISESCOが、国際イスラム恐怖症対策デーの制定を要請
(last modified Tue, 19 Mar 2019 06:05:49 GMT )
3月 19, 2019 15:05 Asia/Tokyo
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OICイスラム協力機構に属するISESCO・イスラム教育科学文化機関が、今月15日にニュージーランドで発生した銃乱射テロ事件にちなみ、この日を国際イスラム恐怖症対策デーに制定するよう求めました。

今月15日、ニュージーランド・クライストチャーチ市内にある2つのモスクへのテロ攻撃で、52人が死亡、ほか数十人が負傷しました。

トルコ・アナトリア通信がモロッコから伝えたところによりますと、ISESCOの Abdulaziz al-Tuwaijri事務局長は、同機関のウェブサイト上に発表した声明において、今回のテロ攻撃に触れ、世界のイスラム教徒に対する嫌悪感や過激派の拡大に関して警告しました。

また、「イスラム恐怖症は、世界的な問題となっており、特にイスラム圏外に在住するイスラム教徒の権利や、彼らの健康と安全に対する有害な影響をもたらしている」と語っています。

さらに、「このような状態は、国連憲章の原則や世界人権宣言、そのほかの国際的な宣言や合意、取り決め、特に民権、政治権関連の国際的な条約に反する」と述べました。

 

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