アメリカ国境での移民親子の遺体を撮影した痛ましい写真が公開
6月 26, 2019 19:09 Asia/Tokyo
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アメリカ国境での移民親子の遺体
アメリカ・メキシコの海の国境上における、移民の男性とその幼い娘の遺体を撮影した写真が公開され、改めて世界を哀しみの渦に巻き込んでいます。
CNNによりますと、この写真は溺死した2人の親子の遺体を撮影したもので、アメリカ・メキシコ国境における危機的状況とともに、アメリカのトランプ政権が打ち出した移民排斥政策により、多くの移民や難民が危険に瀕していることを物語っています。
今回公開されたこの写真には、エルサルバドル国籍の男性とその幼い娘の顔がリオグランデ川の水面に出ているところが写っています。
移民の人権擁護を専門に扱う弁護士らは数ヶ月前から警告を発し、難民認定の申請者らの手続きをより厳しくするという、トランプ米政権の政策により、国境における移民の死亡者数が増加しているとしています。
今回の衝撃的な写真は、2015年に地中海で溺れ、トルコ沿岸に遺体で漂着した、移民排斥政策の議論の焦点となった、3歳のシリア難民の男の子アイラン・クルディちゃんの出来事を国際社会に改めて突きつけるものとなっています。
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