ルクセンブルク、「米の核合意離脱は全面的な過ち」
7月 07, 2019 04:25 Asia/Tokyo
ルクセンブルクのジャン・アセルボーン外相が、「イランとの間に結んだ核合意からアメリカが離脱したことは、全面的な過ちだ」と語りました。
アセルボーン外相は6日土曜、ドイツの新聞ディ・ヴェルトのインタビューで、「アメリカの核合意離脱は、全面的かつ完全な誤りであり、原則的にアメリカはこの合意に違反した」と述べています。
また、「核合意は、ヨーロッパはもとより世界にとって、世路多くの安全保障をもたらしていた」としました。
そして、イランに対しても核合意に定められた自らの責務を縮小したり、またこの合意から離脱しないよう求めています。
イランは、アメリカが一方的に核合意から離脱して満1年を迎えた今年5月8日、それまでにヨーロッパ側も責務を十分に果たしていないことを確認した上で、核合意第26、36項に基づき、この合意に定められた責務の一部履行停止を表明しました。
イランは核合意に留まった国々に対し、銀行関係や石油輸出分野での約束を果たすため60日間の猶予を与え、約束が実行されない場合、責務の更なる縮小に踏み切ると表明しています。
ラジオ日本語のフェイスブックやユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://www.facebook.com/ParsTodayJapanese
http://youtube.com/channel/UCXfX6KY7mZURIhUWKnKmrEQ