ドイツが、米主導ISIS有志連合軍への参加に反対
7月 09, 2019 14:54 Asia/Tokyo
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ザイベルト・ドイツ政府報道官
ドイツ政府が、アメリカ主導対テロ組織ISIS有志連合軍への参加を目的とした、ドイツ軍のシリア派兵というアメリカの要請に反対しました。
IRIB通信が、ドイツ・ベルリンから報じたところによりますと、ザイベルト・ドイツ政府報道官は8日月曜、記者会見し、アメリカへの協力を目的としたドイツ軍のシリア戦争への参戦は限られている、とし、「ドイツ政府は、対テロ戦争を口実としたわが国からの対シリア派兵に反対である」と語りました。
また、「ドイツ政府が対ISIS国際有志連合軍という形での措置を継続したいなら、陸軍派兵はこの措置の一環以外のものになるだろう」と述べました。
シリア問題担当アメリカ大統領特使は今月5日、ベルリンにてドイツに対し、シリアへの派兵に関してアメリカに同調するよう求めました。
シリア危機が2011年、サウジアラビア、アメリカ、およびその同盟国の支援を受けた複数のテロ組織が、シオニスト政権イスラエルの有利になるよう地域のパワーバランスを変化させることを狙い、大規模な攻撃をしかけたことから勃発しました。
シリア軍はこの2年間、同国民が結成する義勇軍の後方支援やイランの軍事顧問のアドバイスにより、国内におけるテロ組織ISISの問題の収束に成功しています。
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