ロシア、「ジブラルタル海峡でのイランのタンカーの拿捕は破廉恥」
7月 11, 2019 20:42 Asia/Tokyo
ロシア外務省が、「ジブラルタル海峡でのイギリス海兵隊によるイランのタンカーの拿捕は、イギリス政府の恥の元凶だ」と表明しました。
レバノンのアルマヤーディン・テレビによりますと、ロシア外務省は11日木曜、「イギリス政府は、イランのタンカーの拿捕しておきながら、緊張煽動の責任をイランに転嫁しようとしている」としています。
ロシアのリャブコフ外務次官も10日水曜、「ホルモズ海峡におけるイギリスのタンカーの護衛は嫌悪すべきものだ」とし、「このような行動は、地域情勢を複雑化し、軍事衝突の危機をあおる可能性がある」と語りました。
ロシアはこれ以前にも、声明を発表し、「イギリスがジブラルタル海峡でイランのタンカーを拿捕したことは、核合意維持の必要性というヨーロッパの主張とは矛盾している」としています。
今月4日、イギリス海兵隊が違法な行動に出て、アメリカの要請により、ジブラルタル海峡でイランのタンカーを拿捕しました。
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