インドとパキスタンの間の緊張が継続
8月 22, 2019 18:25 Asia/Tokyo
パキスタンのカーン首相が、「インド政府は、自らが実効支配するカシミール地方の問題に関して、パキスタンと協議する意向はまったくない」と語りました。
カーン首相は、22日木曜に発表された、アメリカの新聞ニューヨークタイムズとのインタビューで、インド政府によるカシミール地方の自治権剥奪決定をめぐる、インドとパキスタンの最近の緊張に触れ、「インド政府の侵略的なやり方により、カシミール地方の800万人の住民の生命が危険にさらされている」と述べています。
また、ジャム・カシミール州に対する国連平和維持軍と国連監視団の派遣を求めました。
インド議会がカシミール地方の自治権剥奪を決定し、インドとパキスタンの関係が緊迫化したことを受け、パキスタンはインドに対する抗議として、インドとの外交関係を最低レベルに引き下げました。
パキスタンはまた、インドとの通商・文化交流を正式に停止しています。
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