ASEANとアメリカが初の合同軍事演習
9月 02, 2019 19:46 Asia/Tokyo
ASEAN・東南アジア諸国連合とアメリカによる初の合同軍事演習が、2日月曜から始まりました。
イルナー通信によりますと、この合同軍事演習は5日間の日程で、軍艦8隻、戦闘機4機、そして東南アジア10カ国から1,000人以上の兵士が参加して行われます。
ASEANと米国の初の海洋軍事演習は2日月曜、タイのサッタヒップ海軍基地で開始、シンガポールの基地で終了する予定です。
マレーシア、インドネシア、シンガポール、ブルネイ、ミャンマー、ベトナム、カンボジア、ラオス、フィリピン、タイの10カ国がこの演習に参加しています。
南シナ海の領有権をめぐり、中国と東南アジア諸国の間で緊張が高まっている中でこの演習は始まりました。
中国、ブルネイ、マレーシア、ベトナム、フィリピン、台湾は、南シナ海の一部領有権をめぐり未解決の領土紛争を抱えており、米国は一連の紛争に介入し、緊張を煽る行動をとろうとしています。
中国は南シナ海のほぼすべての部分を、またベトナム、フィリピン、マレーシア、ブルネイ、台湾は、南シナ海の一部の領有を主張しています。 また、これらの諸国は、石油とガスの埋蔵量が豊富な南沙諸島(スプラトリー諸島)と西沙諸島(パラセル諸島)の領有権で対立しています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://www.youtube.com/channel/UCXfX6KY7mZURIhUWKnKmrEQ
https://twitter.com/parstodayj
タグ