英首相がまたも敗北、英上院がEU離脱延期法案を承認
https://parstoday.ir/ja/news/world-i55498-英首相がまたも敗北_英上院がEU離脱延期法案を承認
イギリス上院が6日金曜、EU離脱延期法案を可決しました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
9月 07, 2019 13:36 Asia/Tokyo
  • イギリス上院
    イギリス上院

イギリス上院が6日金曜、EU離脱延期法案を可決しました。

この法案は、今月4日に賛成327票、反対299票で英下院において既に可決されており、同国ジョンソン政権は来月31日までにEUとの合意が得られない場合には、EUに対し離脱期限の延長要請を提出することが義務付けられます。

英エリザベス女王は、9日月曜にこの法案に署名するとみられています。

ジョンソン首相は、合意の有無にかかわらず、EU離脱・ブレグジットを来月31日までに実現させると主張しており、この期日を決して遅らせることはないと約束しているものの、同国議会との対立に直面しています。

英下院議員らは、今月4日にブレグジット延期法案を可決した同日、ジョンソン首相の早期総選挙実施要請に反対票を投じました。

ブレグジットとは、英国のEU離脱ににちなみ、Britain(英国)とExit(退出する)という2つの英単語を組み合わせた混成語です。

英国民は、2016年6月23日の国民投票でEU離脱に賛成票を投じました。

こうした中、最新の世論調査では英国民の過半数がEU残留を希望していることが判明しています。

英国ではEU離脱プロセスが暗礁に乗り上げ、これまでキャメロン政権、メイ政権の2政権の退陣を招きました。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://www.youtube.com/channel/UCXfX6KY7mZURIhUWKnKmrEQ

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

 https://soundcloud.com/user-614960283