中東テロ犠牲者防衛協会、「テロは様々な宗教を標的にしている」
10月 21, 2019 16:57 Asia/Tokyo
中東テロ犠牲者防衛協会が、アフガニスタン・ナンガルハル州で発生したモスクへのテロ攻撃を非難し、「諸宗教がテロの主な標的にされている」としました。
今月18日、アフガニスタン・ナンガルハル州にあるモスクが、2発のロケット弾による攻撃を受け、アフガン人礼拝者70人が死亡、100人以上が負傷しました。
IRIB通信によりますと、中東テロ犠牲者防衛協会は20日日曜夜、声明を発表し、「今回のテロ攻撃および、アフガニスタンやパキスタン、エジプト、ニュージーランドにあるモスク、エジプト、パキスタン、スリランカ、ブルキナファソにあるキリスト教会、アメリカやドイツのユダヤ教寺院を狙ったテロ攻撃、これらは、神の啓示宗教がテロとは一切関連がないことを示している」と表明しました。
この声明ではまた、「犯罪は啓示宗教の基盤とは一切関係がなく、人命の尊さを訴える天啓の宗教の教えに反する」と強調しています。
さらに、「神聖さや民族・宗教対立を悪用し、終わりなき戦争を起こすことは全て、武器売却を基盤とした経済や兵器競争による利益獲得のために行われている」と指摘しています。
中東テロ犠牲者防衛協会は、民間の文化組織として2007年に創設され、会員の多くはテロによる犠牲者の遺族が占めています。
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