ハンガリーが、欧州の統一通貨政策を批判
11月 04, 2019 20:31 Asia/Tokyo
ハンガリーのマトルチ中央銀行総裁が、ヨーロッパ統一通貨政策は不当だとしました。
ロイター通信によりますと、マトルチ総裁は「ユーロ圏内外のEU諸国は、ユーロの使用が戦略的な誤りであったことを認めるべきだ」と述べました。
また、英紙フィナンシャル・タイムズに掲載された記事の中で、「今やヨーロッパがユーロという罠からの脱出策を模索すべき時期が到来している」と発言しています。
さらに、「“西ヨーロッパが団結するためにはユーロ使用が当たり前”とする破壊的な拘泥が存在する。だが、共通通貨の使用は正常なプロセスではない。それは、この通貨を使用するための前提条件のどれもがほとんど遵守されていないからだ」と語りました。
現在、ハンガリーはユーロ圏ではなく、ユーロ導入時期を設定していません。
ハンガリーの政府と中央銀行は、自国経済が十分に強化されるまではハンガリーとしてユーロ圏に入るべきではない、との見解を示しています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://www.youtube.com/channel/UCXfX6KY7mZURIhUWKnKmrEQ
https://twitter.com/parstodayj