国連事務総長、「米は対イラン制裁行使により決議2231に違反」
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国連のグテーレス事務総長が、安保理に提出した決議2231の実施関連報告の中で、アメリカが対イラン制裁行使により決議2231に違反していることを明らかにしました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
12月 12, 2019 18:48 Asia/Tokyo
  • グテーレス事務総長
    グテーレス事務総長

国連のグテーレス事務総長が、安保理に提出した決議2231の実施関連報告の中で、アメリカが対イラン制裁行使により決議2231に違反していることを明らかにしました。

グテーレス事務総長は、11日用水曜に提出したこの報告において、アメリカの核合意離脱に遺憾の意を表明し、「決議2231に照らし、各国はイランと自由に通商関係を持つことが許されている」と述べました。

また、アメリカによって重大な問題が生じたにも拘わらずイランが核合意を順守していることを賞賛し、「IAEA国際原子力機関の数々の報告によれば、イランはこれまで核合意内のあらゆる取り決めを履行してきた」と述べました。

アメリカのトランプ大統領は2018年5月8日、自国の責務に反した形で、一方的にアメリカを核合意から離脱させ、この合意により解除されていた対イラン制裁を復活させました。

 

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