米国務長官が対中貿易に関して干渉的な発言
2月 09, 2020 17:23 Asia/Tokyo
アメリカのポンペオ国務長官が干渉的な発言の中で、中国との貿易に当たっての慎重なアプローチを呼びかけました。
ロイター通信によりますと、ポンペオ長官は干渉的な発言の中でアメリカ政府高官らに対し、中国との貿易通商に当たって慎重なアプローチをとるよう求めています。
ポンペオ長官によるこうした発言の一方で、アメリカ政府は対中貿易への制限および、対中貿易の利益に打撃を与えることを目的に、あらゆる手段に訴えています。
この報道によれば、アメリカが中国に対しとった最新の措置として、最近中国で蔓延している新型コロナウイルスに関する世界規模での恐怖感の扇動が挙げられます。
中国外務省の華 春瑩(か しゅんえい)報道官は今月3日、アメリカの敵対的なアプローチを非難し、「アメリカは新型コロナウイルスの蔓延当初から、このウイルスへの対策に当たって中国に目ぼしい支援を提供しておらず、恐怖感を煽っている」と表明していました。
中国政府はこれ以前にも、新型コロナウイルスに関するアメリカの政府関係者の立場表明に不快感を示しており、このウイルス対策に向けたアメリカからの支援提供の申し出を断っていました。
中国はまた、新型コロナウイルス対策のさなかにおけるアメリカの政府関係者の非友好的な発言を批判し、これは善意に反するものだとしています。
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