米大統領選サンダース候補が、フェイスブック上で多言語使用による国際化を狙う
今年の米大統領選挙で、トランプ現大統領の最大の対抗馬と見られるバーニー・サンダース民主党候補が、最新の選挙活動で、共和党のライバル候補との対抗を目的にフェイスブック上で世界の複数の公用語を使用するというイニシアチブをとりました。
サンダース候補はフェイスブック上に個別のページを解説し、フランス語などをはじめとする複数の主要言語にて、「自分はトランプ大統領を破る」と主張しています。
これらのメッセージではいずれも、サンダース候補の名前が民主党のシンボルである青で、またトランプ大統領の名前は共和党のシンボル色の赤で、太く書かれています。
サンダース候補はまた、ペルシャ語に加えて中国語、日本語、韓国語、スペイン語、トルコ語、アラビア語、ウルドゥー語、ヒンディー語、そのほか数ヶ国語で「バーニーはトランプを破る」というメッセージを、自身のフェイスブック上のページに掲載しています。
アメリカの選挙戦で、複数の言語によりフェイスブックを使用してアピール広報活動を行うというイニシアチブは、史上初めてのことです。
サンダース候補による複数言語の使用というイニシアチブは、元政治家だった同候補がトランプ大統領に対する自らの選挙活動において国際化を狙ったことを意味しています。
サンダース候補は、CBSニュースとイギリスの世論調査会社ユーガヴが共同で行った世論調査の結果で、民主党支持者の第1の選択肢となっています。
CBSニュースのインターネットサイトはこれに関して24日月曜、「現時点では、サンダース候補が支持率28%でトップにつけており、次いでマサチューセッツ州選出のエリザベス・ウォーレン上院議員が19%、さらにジョー・バイデン氏が17%、大富豪ブルームバーグ氏が13%で続いている」と報じました。
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