新型肺炎
中国が対イラン制裁の早急な解除を要請
3月 12, 2020 17:39 Asia/Tokyo
中国外務省の劉華人権事務特別代表が、一方的な対イラン制裁の早急な解除を求めました。
中国の新華社通信によりますと、スイスのジュネーブで行われている第43回国連人権理事会会議において、劉華特別代表はアメリカを中心としたすべての核合意参加国に対し、イランの人々の人権をこれ以上侵害しないために、同国への一方的な制裁を早急に解除するよう求めました。
また、会議の出席者らに向けて、「当事国の合意なしに外からの勝手な決定を押し付けても、話し合いや協力に至ることはなく、人権の擁護や向上に役立つこともない」と語りました。
さらに続けて、現在イラン国民と政府は新型コロナウイルスへの対策で成否を分ける重要な段階にあることを強調し、「中国はイランの新型コロナウイルス対策を助けるため、診断キットやその他の必要物資の援助、ボランティア専門家チームの派遣など、できる限りの支援を行っている。全ての関係者に対しても、イランでの新型ウイルスエピデミックを防ぐべく、同国へのさらなる協力を求める」と呼びかけました。
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