新型肺炎
世銀が、新型コロナによる世界経済への影響を警告
4月 04, 2020 19:32 Asia/Tokyo
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世界銀行
世界銀行が、新型コロナウイルスの感染拡大が「世界規模の景気後退」を招き、弊害を受けやすい貧困国などにかつてないレベルの大きな損害を与えると警告しました。
ロイター通信によりますと、世界銀行のマルパス代表は「我々は、貧困国を中心とした支援プログラムによって、新型コロナウイルスの感染拡大に対処している」と述べました。
ロイター通信が北米、欧州、アジアのエコノミスト50人に行った調査では、新型コロナウイルスは世界経済にさらなる影響を与えるとの予測がされています。
エコノミストらは、世界規模の景気後退は当初の予測より深いものになるが、そこから早いスピードで脱出するだろうと分析しています。
世界経済は、新型コロナウイルスが感染拡大する以前から成長率の低迷が見られましたが、ウイルスのパンデミックにより、その落込みはさらに激しいものになりました。
諸調査では、新型ウイルスの感染拡大により世界の金融市場はおよそ15兆ドルの損失を出したとされています。
WHO世界保健機関のテドロス事務局長とIMF国際通貨基金のゲオルギエワ専務理事は3日金曜、英紙デイリー・テレグラフに掲載された記事の中でともに、「経済活動の復活には、まず新型コロナウイルスを制御することが必要だ」と強調しています。
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