黒人市民殺害事件
サンダース米上院議員、「トランプ大統領は大衆をだます人種主義者」
6月 14, 2020 20:57 Asia/Tokyo
サンダース米上院議員が、容疑者を逮捕する際に「首を圧迫する」方法を用いる必要があるとしたトランプ米大統領の声明に反発し、大統領を「人種主義者」だとしました。
ファールス通信によりますと、サンダース議員はツィッター上でトランプ大統領に呼びかけ、「大統領よ、違う!「首を圧迫する」やり方はそんなに「無害」で「最高」な方法には見えない」としました。
また、トランプ大統領を、暴力を普及させようとする人種主義者で大衆をだます政治家であるとして、再選させるべきでないとしました。
今年の米大統領選でトランプ大統領と争うバイデン民主党候補は、ツィッター上で早急に警官が逮捕時にこの方法を用いることを禁止するよう求めました。
トランプ大統領は12日金曜、フォックスニュースとのインタビューにおいて、「首を圧迫するテクニックを用いるか(どうか)は状況による。時には必要なことだ」と語っていました。
白人警官のデレック・ショービン被告は先月25日、米ミネソタ州ミネアポリスで黒人男性のジョージ・フロイドさんの首を自分の膝で9分近くも圧迫し、窒息死させました。
この事件は、米国民の大きな怒りを呼びました。
メディアが伝えるところでは全50州に広がった米国での抗議デモが激化するにつれ、トランプ大統領は抗議者らを繰り返し「暴力の推奨者」「暴動の扇動者」「国内のテロリスト」と呼んでいます。
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