金価格が、ドル安や国債利回り低水準により高騰
8月 06, 2020 18:56 Asia/Tokyo
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金価格が、ドル安や国債利回り低水準により高騰
金の市場価格が、一時1オンス当たり2041ドル(約21万5000ドル)に達しました。
CNN Businessが、英ロンドンから伝えたところによりますと、金価格が上昇した背景には、外国の投資家がより低価格で金を購入できるようになるドル安や、米国債といった安全資産の利回りが最低の水準にとどまっていることなどが絡んでいる、ということです。
中央銀行による前代未聞の大規模な景気刺激策により、長期間潜伏していたインフレ圧力が高まることが懸念されるため、一部の投資家の間では資産の保護に当たって金に注目する傾向が強まっています。
このことから、金価格は今後も上昇するとの見方も出ています。
米金融大手ゴールドマン・サックスによりますと、米国外の経済が新型コロナウイルスによる景気低迷から復活することが見込まれるため、今後1年にわたり米ドルはさらに5%安となる可能性があります。
また、中央銀行からの支持もあることから、国債の利回りも引き続き低水準にとどまるとみられています。
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