米ホワイトハウス付近で発砲、会見中のトランプ氏は一時避難
8月 11, 2020 16:37 Asia/Tokyo
米ホワイトハウス付近で10日月曜、発砲があったことから、記者会見中のトランプ米大統領が警備員の誘導により、会見室から一時避難しました。
CNNが、米ワシントンから報じたところによりますと、トランプ氏は発言の途中だったところを警備員に促され、いったん聞き返したものの会見室から退出し、会見室に戻った際に発砲が起きたことを確認し、大統領執務室に避難していたことを明らかにしました。
また、「ホワイトハウスの外で発砲があった。事態は非常に良く制御できているようだ」と述べ、シークレットサービス(大統領警護隊)の迅速で効果的な措置に謝意を示しています。
トランプ氏が会見席に戻った後、シークレットサービスはツイッターでこの件に触れ、17番通りとペンシルベニア通りの間で発砲があり、捜査当局者が現場に出動していることを明らかにしました。アメリカ政府高官によりますと、ホワイトハウス付近で何者かが発砲したものの既に逮捕されており、また発砲場所はホワイトハウスの敷地のすぐ外にあるラファイエット広場近辺だった、ということです。
トランプ氏はまた、ホワイトハウスの施設への侵入の有無を確認し、「問題の人物はどこにも侵入しなかったと思う。侵入は一切なかったと考えている」と述べました。
これ以前にも、武装した3人の若者が米フロリダ州パームビーチにあるトランプ大統領の別荘「マールアラーゴ」への違法侵入を試みたものの失敗し、逮捕されるという事件が発生しています。
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