米サンダース議員、米国内での大きな階層格差を批判
9月 08, 2020 19:36 Asia/Tokyo
アメリカのサンダース上院議員は、この数年に発生した米国内での大きな階層格差や低所得層の置かれた劣悪な状況を批判しました。
IRIB通信によりますと、サンダース議員はアメリカのレイバー・デー(労働者の日)に際するメッセージの中で、この数ヶ月間に見られる同国の労働者や中流階級の惨状を批判すると共に、同国での取得格差は根深い問題である、としました。
また、「過去30年間、国の総人口のうちわずか1%の大富豪の資産が22兆ドル増えているが、一方アメリカ人の大半の資産が減っている」と語りました。
さらに、過去数ヶ月間で労働者数千万人が失業しているとし、議会に対し労働者への支援を求めました。
アメリカのトランプ大統領は、レイバー・デーの演説において再度、経済状況の改善に向けた政府の行動を賞賛し、「今年8月の1ヶ月間で、アメリカで140万件の新たな雇用機会が創出された」と主張しました。
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