米サウスダコタ州司法長官が、死亡事故で警察に虚偽報告
9月 15, 2020 12:45 Asia/Tokyo
米サウスダコタ州交通安全局は14日、同州のジェイソン・ラブンスボーグ司法長官が、車で男性をはねて死亡させていたことが分かったと発表しました。
米CNNによりますと、州交通安全局は、ラブンスボーグ司法長官が当初、警察の調べに対し、現地時間の12日午後10時半ごろ、幹線道路で鹿に衝突したが、自分は無事だったと話していたと発表しました。55歳の歩行者の男性が死亡しているのが見つかったのは、翌13日の朝でした。
交通安全局の発表では、ラブンスボーグ司法長官が事故後に車を止めたのかどうかには言及していないとされています。
サウスダコタ州のクリスティ・ノーム知事は13日の記者会見で、この衝突について州ハイウェーパトロール隊が捜査を行うと表明しました。
ラブンスボーグ司法長官は補佐官を通じて14日に発表した声明で、今回の出来事を「痛ましい事故」と形容して死亡した男性の遺族に哀悼の意を表し、捜査には全面的に協力すると表明しました。
ラブンスボーグ氏(共和党)は2018年にサウスダコタ州司法長官に選出されています。
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