米NYで、ジョギング中の黒人女性に瓶を投げ付けた女を起訴
9月 23, 2020 21:46 Asia/Tokyo
米ニューヨークの住宅地でジョギング中の黒人女性に瓶を投げ付け、差別的な言葉を叫んだとして、住人の女が起訴されました。
米CNNによりますと、同州クイーンズ郡の検察は22日火曜、この女が暴行未遂の憎悪犯罪と悪質な嫌がらせの罪に問われ、同日に出廷したことを発表しました。有罪となれば禁錮7年の刑を科される可能性があります。
検察によると、被告は先月17日、ニューヨーク市クイーンズ区内の住宅地をジョギングしていた黒人女性に向かってガラス瓶を投げ付けました。瓶は女性の近くに落ちて割れ、中の液体が飛び散りました。
被告はさらに、少なくとも次の交差点まで女性について行き、黒人への差別表現とともに「ここから出て行け」「アフリカへ帰れ」などと叫びました。
女性にけがはなく、この後もジョギングを続けたということです。
検事は「どんな人も肌の色や宗教、性的指向を理由に下劣な中傷や攻撃を受けることがあってはならない」と強調しました。
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