米大統領が退院、ホワイトハウスに復帰
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トランプ大統領
新型コロナウイルスに感染していたトランプ米大統領が、入院先のワシントンDC郊外の米軍医療センターを退院し、ホワイトハウスに戻りました。
ファールス通信によりますと、トランプ大統領は今月2日コロナ感染により容態が悪化したことから、ワシントンDC郊外にあるウォルター・リード米軍医療センターに入院していましたが、現地時間の5日月曜午後、同センターを退院してホワイトハウスに復帰しました。
大統領の主治医のショーン・コンリー医師は、ホワイトハウス内でも引き続き、トランプ大統領に対する治療や抗生物質の投与が行われる、としています。
また、「トランプ氏はまだ、特に感染後最初の7日間~10日間が経過していないことから、峠を越したわけではない」と強調し、医療・安全面での注意に基づくトランプ大統領の肺の状態に関してはコメントを差し控えました。
なお、来月3日の米大統領選でトランプ大統領の対抗馬となるジョー・バイデン民主党候補は、「トランプ氏が、自らの経験した真実を国民に公表するよう希望する」と述べています。
トランプ氏は、数ヶ月に渡り新型コロナウイルスを軽視し、またその恐ろしさを否定していた後、今回このウイルスに感染しました。
同時に、情報筋はホワイトハウス内のそのほかの職員複数名がコロナウイルスに感染したことを明らかにしています。
多くの人々の間では、トランプ氏が衛生プロトコルを遵守していない前歴があることから、ホワイトハウス内での更なるコロナ拡散の元凶になりうるとして、懸念が高まっています。
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