米黒人市民殺害犯が保釈
10月 08, 2020 18:29 Asia/Tokyo
去る5月末に、米ミネソタ州ミネアポリスにて、黒人市民の首を膝で押さえつけて窒息死させた白人警官が保釈されました。
AP通信によりますと、黒人市民ジョージ・フロイドさん殺害の罪に問われている白人元警官のデレク・ショーヴィン被告は、現地時間の7日水曜朝、100万ドルの保釈金を支払い、ミネソタ州内の拘置所から保釈されたということです。
ショーヴィン被告は去る5月31日、フロイドさん殺害容疑で拘置所に収監されていました。
アメリカのSNS上に公開された動画によりますと、ショーヴィン被告は路上でうつぶせた状態のフロイドさんに対し、その首を自分の膝で押さえつけていました。
この白人警官は、フロイドさんが「息ができない、水をくれ、殺さないでくれ」と叫んでいる間にも彼の首を押さえ続け、最終的にこの行為によりフロイドさんは死亡しました。
この犯罪行為はアメリカ市民の怒りを引き起こしましたが、アメリカの警察や治安部隊は、トランプ米大統領の命令により抗議する市民を弾圧しています。
アメリカでは、最近数週間の抗議行動の中で数千人の負傷者と逮捕者が出ています。
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