米国務省、バイデン氏宛ての外国首脳のメッセージを「差止め」
(last modified Thu, 12 Nov 2020 10:47:15 GMT )
11月 12, 2020 19:47 Asia/Tokyo
  • 米国務省
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 米トランプ政権が、米大統領選で当確となったバイデン氏宛の外国首脳からのメッセージを差止めしていることが判明しました。

CNNが、米ワシントンからアメリカ国務省の情報筋の話として報じたところによりますと、 米大統領選で当確となった民主党のバイデン前副大統領に送られた外国指導者からのメッセージが大量に溜まっているものの、トランプ政権がそれらの入手を妨害していることがわかったということです。

伝統的にアメリカ国務省は次期大統領に対する全ての情報のやり取りを支援するため、同省に対し週末に多くの国々からメッセージが届き始めていました。

しかし、トランプ現大統領が選挙戦の敗北を認めていないことから、バイデン氏はトランプ政権により国務省のリソースの利用を阻止されており、数十件のメッセージを受け取れていない状態にあります。

一方で、バイデン氏の政権移行チームは独自に外国政府と連絡を取っており、バイデン氏は、メルケル独首相やトルドー加首相らと電話会談を行いました。

これに対抗する形で、ポンペオ国務長官は10日火曜、バイデン氏の勝利を認めない姿勢を示して、「2期目のトランプ政権に向けた円滑な移行があるだろう」と主張しています。

 

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