米大統領選
トランプ氏が、アリゾナ州での提訴を取り下げる
11月 14, 2020 16:54 Asia/Tokyo
アメリカ大統領選挙におけるトランプ陣営の選挙事務所が13日金曜、アリゾナ州での選挙プロセスでの不正行為発生に関する提訴を取り下げました。
ファールス通信によりますと、これに先立ちトランプ陣営の選挙事務所はアリゾナ州での訴状を作成し、同州裁判所に対し同州でのこのたびの大統領選の開票・集計結果を承認しないよう求めていました。
アメリカの報道各社は、「トランプ現大統領がアリゾナ州での提訴を取り下げた理由は、同州でバイデン民主党候補に大きく水をあけられていたことによるものだ」と報じています。
米メディアはまた13日金曜、アリゾナ州での当選者をバイデン候補と発表しました。
アメリカ大統領選から10日以上が経過した現在でも、一部の州では開票・集計作業が依然として継続されています。
トランプ現大統領は、今回の選挙での不正行為問題を提起し、選挙結果をまだ認めていません。
今月7日、アメリカのメディアはバイデン氏が合計290人の選挙人を獲得し当選した、と発表しています。
その後、トランプ氏はバイデン候補の勝利を認めないとする声明を発表するとともに、いわゆる「選挙における大規模な不正」なるものを阻止するために法廷闘争に持ち込むことを明らかにしました。
しかし、トランプ氏とその側近らによる選挙での不正問題に関する提訴は、これまでのところアメリカ国内のいずれの州でも認められていません。
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