バイデン氏が、アメリカでの大統領選後の危機の中で組閣決定
11月 15, 2020 17:09 Asia/Tokyo
先のアメリカ大統領選挙で当確となったバイデン次期米国大統領は、次期政権における組閣に関する決断を下したことを明らかにしました。
AP通信によりますと、バイデン氏はアメリカ史上初めて、国防長官に女性を起用すると予想されています。
アメリカ次期国防長官として最も有力視されているのは、ミシェル・フロノイ元米国防次官です。
この報道によりますと、フロノイ氏の登用は、トランプ政権時代に国防長官が5人も交代したという、国防総省内の一連の混乱を受けてのものとされています。
フロノイ氏は、1990年代から現在までに何度も国防総省内のポストを歴任してきており、2009年から2012年までは政務担当国防次官を務めていました。
さらに、アメリカ国連大使の候補者にはヒラリー・クリントン元国務長官の名前も挙がっています。
バイデン氏は、先の大統領選挙において獲得した選挙人の数で、トランプ現大統領を大きく上回っています。
今回の選挙でのバイデン氏の勝利が発表されたにもかかわらず、トランプ陣営は依然として選挙での不正行為の発生を主張しており、トランプ氏自身もまだ選挙結果を認める意向を見せず、激戦区や選挙の鍵となる複数の州において法廷での闘争を提起しています。
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