イラン、「ジュリアーニ氏は悪魔を擁護する弁護士」
イラン外務省が、トランプ現米大統領の顧問弁護士であるルーディ・ジュリアーニ氏を、「悪魔を擁護する弁護士だ」としました。
イラン外務省は20日金曜、ツイッターで「アメリカの人々は、ジュリアーニ氏が多額の金と引き換えに、嘘つきでテロリストの暴君を擁護しているのを見ておそらく驚いているかもしれないが、これはイラン人にとって目新しいことではない」と表明しています。
また、「ジュリアーニ氏は長年にわたりテロリストの凶悪な犯罪を正当化することによって金銭を稼いできた、本当の意味での悪魔の擁護者である」としました。
トランプ現大統領は最近、先のアメリカ大統領選の結果を不服とした法廷闘争の手続きの全プロセスの追及の全責任を、ジュリアーニ氏に任せました。
今月3日に実施されたアメリカ大統領選の結果は、報道各社によりますと、対抗馬のジョー・バイデン民主党候補が合計306人の選挙人を獲得して勝利しています。
しかし、トランプ氏は今回の結果を認めず、この選挙で不正があったと主張しています。
しかし、選挙での不正をめぐるトランプ氏とその側近らの主張は、これまでアメリカのいずれの州においても認められていません。
ジュリアーニ氏は、これまでに反イラン・テロ組織MKOモナーフェギンが開催する複数の会合に参加し、また同組織と協力した経歴があります。
MKOは、特にアメリカやフランスをはじめとする西側諸国の支援を受けています。
MKOは、1979年のイランイスラム革命の当初から現在まで、さまざまなテロ作戦において1万7000人以上のイラン市民をテロにより暗殺してきました。
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